今回は資格についての経験談や勉強法などを記事にしていきたいな、と思っています。
ということで今回は危険物取扱者についてです。
まず、危険物取扱者試験について理解しましょう!
危険物取扱者試験とは?
危険物取扱者には大きく分けて3種類あります。
難しい方から
・甲種
・乙種
・丙種
という順番です。
そして乙種というものにも6種類あり、乙種1類から乙種6類があります。
これは難易度ではなくて、単純に種類です。
よく、乙4(おつよん)っていう言葉聞きませんか?
それは乙種4類というもので、灯油、ガソリンなどなど生活に身近な危険物が扱えます。
一番使えて、比較的合格しやすいものなので、高校生の資格と言えば乙4!という風潮があります。
工業高校や工業系の専門学校、大学に通っているのであれば、ぜひ取得しておきたい資格ですね。
試験の内容 3つの分野
初めて危険物取扱者試験を受験する方は、この3つの分野の試験を受けることになります。
①「危険物に関する法令」(15問 合格ライン9問)
②「基礎的な物理学及び基礎的な化学」(10問 合格ライン6問)
③「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」(10問 合格ライン6問)
試験は五者択一です。
合格には各科目とも6割以上正解しないといけません。
逆に言うと、4割落としても合格します。
危険物取扱者試験 勉強方法
さて、危険物取扱者試験の勉強法ですが、教科書を当然買うと思います。
おすすめの参考本です。
まずはその教科書をとりあえず読みましょう。
大事そうなところやよくわからないところに、ひたすらアンダーラインをひいていきます。
表などは付箋を使って目立たせるといいでしょう。
ここでのポイントは、すべてを理解しようとしないことです。
私はすべて理解しようとして、前半に無駄な時間を過ごしてしましました。
まずは教科書を一周読むことを目標にしましょう。
もちろん、暗記をするんだ!という意識を持って読むことは大切です。
ただ、正直一回教科書を読むだけでは、内容は理解できません。
特に量や温度は一筋縄では覚えられませんし、覚える量が多すぎます。
なので、効率的に勉強する必要があります。
勉強効率を上げるには?
大事なのは、「問題集」と「過去問」です。
これは危険物取扱者の試験に限らないのですが、多くの問題を解いて解いて解きまくることで、合格に近づくことができます。
なので、教科書で読み終わった分野から順番に、問題集を解いていきましょう!
場数を踏むことで、本番の試験への慣れになります。
おすすめの問題集です。
ただただ範囲を網羅するものも良いですが、過去問から作成されているものはなお良いと思います。
問題を解くうえでとても重要な点ですが、間違っている選択肢に注目します。
どこが違うのか、そこまでしっかり理解しましょう。
そして間違えた問題はチェックして後日もう一度解き直します。
それでも間違えた場合はその分野の教科書を見直し、アンダーラインなどをひきましょう。
ちなみに私がよく間違っていたのは、「指定数量」「引火点」「適した消化方法」などです。
ややこしいところなので、しっかりと理解しましょう。
試験1週間前ぐらいになったら過去問を解きましょう。
過去問はインターネットで見ることができますし、学生であれば取っておいている先生がいると思います。
私は先生から過去10年分ぐらいもらいました。
(少しゲスい話になりますが、そういうところで先生にアピールして内申点を上げることもでき、一石二鳥です…)
過去問を解くことで、今の自分の状態を知ることができます。
そして、苦手な分野も分かるのでしっかりと復習をしましょう。
試験3日前ぐらいには安定して毎回合格ラインに達せるように努力してください。
どれぐらい勉強すればいい?
期間は人によって個人差があるので一概には言えませんが、できる人は1か月、余裕をもって1か月半ほど見積もっておけばよいでしょう。
最初の2週間ほどで教科書を読破し、次の2週間は、問題を解いては復習の繰り返し、最後の一週間で過去問を解いて仕上げる、というのがきれいな流れの気がします。
資格取得を目指すのはとても良いことです!
特に危険物取扱者を持っていると、ある地方ではガソリンスタンドの時給が100円ほど違うそうです。
そういうのをモチベーションにしつつ、ぜひ積極的に目指しましょう!
脚注:この記事はあくまでも参考です。このようにすれば絶対受かるというものではありません。自分に合った勉強法で頑張ってください。