今回ご紹介するのは工業高校生必見!
ジュニアマイスターの取得の仕方についてです!
ジュニアマイスターゴールド狙いたい…
なんでもいいからジュニアマイスターの称号が欲しい…
という方がおられましたら是非最後まで見てください!
動画でも解説しています。
そちらもどうぞ!
でもまずは、ジュニアマイスターとはなんぞや…という方もおられると思いますので簡単にその説明をしたいと思います。
そもそもジュニアマイスターってなに?
ジュニアマイスターとは、公益社団法人全国工業高等学校長協会が定めているもので、簡単に説明すると、資格に点数をつけて、高校生時代に取得した全部の資格の合計点数に応じて称号を与えてくれるというものです。
もっと簡単に言うならば、高校時代に資格取得をこれだけ頑張りましたよ~という、努力を可視化するものです。
大事な点ですが、この制度を主催しているのは全国工業高等学校長協会ですので、工業系の高校の生徒しか申し込めません。
普通科の生徒がどれだけ独学で頑張っても称号は取得できないのです。
では、この称号をもらうと何がいいのでしょうか?
ジュニアマイスターを取得するメリットを解説!
まず、履歴書に書けます。
就職したり大学を目指したりしている方はかなりアピールポイントになります。
特に工業系の会社や大学に行くときです。
普通高校の生徒との差をつけることができますし、かなりインパクトを持たせることができます。
もちろんアルバイトとかの履歴書に書いてもいいですが、あんまり意味はありません。
(一般的にはあんまり有名ではないので…)
ほかにもメリットはあります。
ジュニアマイスターを目指すことで有意義に高校生活を送ることができます。
工業高校というと一般的に部活が活発だったりしますが、全員が全員部活に青春をささげているわけではないと思います。
部活をしていない、という方にはぜひジュニアマイスターの取得をお勧めします!
自信にもなりますし、先生や親からの評価も上がり、結構楽しいですよ!
ちなみに筆者は高校時代にジュニアマイスターの一番上の称号である特別表彰をいただきました。
建築科は資格取得が難しいと言われていたのですが、結構頑張りました。
(取得すると、こういう賞状をもらえます)
ジュニアマイスターの取得方法 4つのポイント!
ではここからが本題です。
どうやったらそのジュニアマイスターの称号を取得できるのか。
解説していきたいと思います。
ジュニアマイスターの種類って何があるの?
まずジュニアマイスターには4種類あります。
・ジュニアマイスターブロンズ(20点以上30点未満)
・ジュニアマイスターシルバー(30点以上45点未満)
・ジュニアマイスターゴールド(45点以上)
・特別表彰(条件がややこしいので詳細は別の記事で)
自分の個人的な感触ですが、シルバー以上だと頑張った感が伝わります。
ブロンズは工業生なら結構簡単にとることができると思いますが、このジュニアマイスターの制度をよくわかっていない人が多いので、申し込めば他の人と差をつけることはできます。
今自分が取得している資格から持ち点が何点か、結構気になりませんか?
毎年点数配分がちょこちょこ変わるので下のリンクから「区分表」というものをダウンロードして見てみてください。
これから資格取得を頑張ろうとしておられる方もいますか?
そういう方に朗報です!
このジュニアマイスター特別表彰の私が、効率的な方法をお教えしましょう!
講習でとれる資格は取るべし!
まず、基本的に学校で行われる特別教育や技能講習は取りましょう。
自分の高校は外部から講師が来てくださり、申込者は学校で一日か二日授業を受けると資格を取ることができました。
もちろん他の専門資格の取得ができる施設でも取ることができますが、友達と学校で受けたほうが楽ですし、楽しいです。
土日がつぶれてしまうかもしれませんが、面倒くさいなぁと言わずに、ぜひ受講してください!
ちなみに特別教育や技能講習のジュニアマイスターの点数は一つ1点です。
小さいかもしれませんがこういうことの積み重ねでジュニアマイスターをとることができます。
授業で企画されている資格試験は本気で受けるべし!
多くの学科では授業の一環として、資格試験が組み込まれていることがあります。
例えば電気科では、電気工事士の資格取得に向けて授業をしたりしてくれることでしょう。
自分が通っていた高校の建築科では情報技術検定3級と計算技術検定3級の二つを1年生時にみんなで受けました。
また3年生の時には建築施工管理技術検定2級をうけることになっており、必死で勉強しました。
クラス全員が受けるものや、授業で解説してくれている資格は本気でとりに行きましょう!
下の記事も参考にご覧ください。
危険物取扱者試験をとるべし!
工業高校生の資格の代名詞といってもいいほど有名な資格です。
この資格には大きく分けて6つ種類がありますが、そのうちの乙種第4類というものをまずは取りましょう。
この資格を取るとガソリンスタンドでアルバイトするとき時給が少し上がります。
メリットは実はそれぐらいですが、危険物取扱者の資格を持っていると一目置かれます。
また乙4を取得するとそれ以降の危険物取扱者試験が楽になります。
これが結構でかいです。
ただ、少し専門的で難しいかもしれません。
後日危険物取扱者試験の勉強方法についての記事も出したいと思います。
ぜひそちらをご覧ください。
危険物取扱乙種第4類の勉強をする場合はしっかりとしたテキストを買う必要があります。
下の教科書などを参考にしてください。
参考本が苦手な方は漫画などで分かるよう解説されているものがおすすめ!
自分の得意な分野の資格試験を見つけ熱中するべし!
こまごました資格ももちろん大事ですが、大きめの資格も取っておかないとジュニアマイスターは厳しいです。
そこで、取れそうなものはガンガン手を出していき、得意な分野を見つけてそれの級を上げていくのがおすすめです。
例えば、自分はcad検定を受けた時、「cad楽しい!」と思ったので、いっぱい練習して建築cad検定2級まで取りました。
また計算技術検定も、電卓で計算するのが性に合っていたため、計算技術検定1級まで取りました。
そうすると、自然とジュニアマイスターの点数も楽にとれるようになっていきます。
今回とりあげた4つの点を頑張るなら、ジュニアマイスターシルバーやゴールドを十分に狙えると思います。
資格や知識、そして勉強した過程はお金では買えない貴重な財産になります。
是非率先して資格取得を頑張ってください!